【2022年最新】特定求職者雇用開発助成金が増額して最大360万円？！（成長分野人材確保・育成コース）
社会保険労務士の山口です。
私たち社会保険労務士法人第一労務事務所では、静岡県中部を中心として会社の制度構築のお手伝いをしております。
制度構築のお手伝いをする中で、企業様のステージに応じた雇用関係助成金の提案及び申請を行い、平成３１年から令和２年までの間に総額およそ５４００万円の雇用関係助成金受給のお手伝いをしてきました。
雇用関係助成金は「返済不要」「ノーリスク」の制度ですので、ぜひ多くの方に制度を知っていただき利用していただきたいと思います。
【参照）雇用関係助成金についてパンフレット 厚生労働省HP
今回は2022年4月に新設された「特定求職者雇用開発助成金（成長分野人材確保・育成コース）」について解説します。
◆特定求職者雇用開発助成金（成長分野人材確保・支援コース）とは
就職が困難な者を雇入れ、デジタル・グリーン分野及びこれに関する分野の業務に従事させる場合に事業主に対し助成が行われます。
◆デジタル・グリーン分野及びこれに関する成長分野とは
デジタル化、DX化、グリーン化、カーボンニュートラル化に資する業務とされています。代表的な業務例は次の通りです。
◆デジタル化、DX化に該当する代表的な業務例
ソフトウェア・アプリの設計開発、ネットワークの設定・デジタル機器の運用保守、自社デジタル製品の営業販売、自社業務のDX化 など
◆グリーン化、カーボンニュートラル化に該当する代表的な業務例
次世代太陽光電池の技術開発、バイオマス素材製品の製造、ZEHの建設、電気自動車の販売 など
◆支給額は？（短時間労働者以外、中小事業主の場合）
高年齢者（60歳以上65歳未満）、母子家庭の母、就職氷河期世代不安定雇用者、生活保護受給者の雇入れ・・・90万円
65歳以上の高年齢者の雇入れ・・・105万円
身体・知的障害者、発達障害者、難治性疾患患者の雇入れ・・・180万円
重度障害者等（重度障害者、45歳以上の障害者、精神障害者等）の雇入れ・・・360万円
◆助成金を受給するためには
ハローワーク、地方運輸局等の職業紹介事業者を経由して雇入れを行うことが条件となります。
【参照】特定求職者雇用開発助成金（成長分野人材確保・育成コース）リーフレット（厚生労働省HP）
◆助成金申請に関する相談もお受けします。
- 助成金を申請するために何をするべきか
- 助成金申請に足りないものは何か
具体的にアドバイスいたします。
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